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小川です。

漆喰といえば日本建築で古くから使われている材料というイメージがありますよね?
でも漆喰のルーツは実はヨーロッパにあり、約4000年の歴史があるんです。
日本が約1300年前位(平安時代)ですので3倍近くもヨーロッパの方が古いという事になります。

ヨーロッパ大陸の多くが漆喰の原料となる石灰岩で形成されていて
その豊富に採れる石灰を使って各地で漆喰の文化が栄えました。

その中でもスイスアルプスの麓では、特に純度の高い良質な石灰が
採れます。そして300年以上受け継がれた伝統製法に
こだわった漆喰があるんです。



それが『スイス漆喰』です。



スイス漆喰は生物のように呼吸しています。有害物質を吸収分解する力は
スイスアルプスの石灰石と300年以上変わらない製法に由来します。
スイスアルプスの純粋な石灰を950℃の低温でゆっくりと焼成することで
細かく均一な粒子の生石灰を生成し、それを3ヶ月水で熟成させて
スイス漆喰はできあがります。

そうしてできたスイス漆喰は呼吸性が高く、柔軟性と硬さを
持ち合わせた強固な壁をつくります。現代の高温、短時間での
製造ではつくることのできない、素材の持つ力を充分に
生かした漆喰です。

そのスイス漆喰を輸入している代理店が「イケダコーポレーション」という
会社で、スイス漆喰の名称が『カルクウォール』と言います。

長々と説明してきましたが、そのイケダコーポレーションが主催する
カルクウォールバスツアーを開催したので、
昨日、新井社長と見学に行ってきました。

見学に行ったのは栃木県真岡市の三成ホームさん。
カルクウォールを採用して、まだ日は浅いとの事でしたが
ショールームを含めて4物件を見せてもらいました。









カルクウォールは内装・外装ともに使用できる材料ですが
弊社では外壁での取入れを考えています。

他の塗り壁にはない純白の外壁がとても綺麗に仕上がっていました。

でも気になるのはやっぱりヒビ割れ。
塗り壁ならどんな材料の場合でもヒビ割れは心配事です。
しかし、そのヒビ割れ対策も下地の段階でしっかりと
考えられていました。

もう少し検討の必要はありますが、個人的には良い商品だと思います。

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