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先日、トイレや化粧台の取り付けを行ないました。
トイレ・洗面共にTOTO製品を選定しています。



トイレの手洗い部分(タンク自体)の高さが低く、底も深くなっているので
子供や年配の方にも楽に使用できる設計になっている商品を
採用しています。



化粧台はサクアを採用。
シンプルなホワイト色としサイドに同じ収納キャビを設置しています。




珪藻土が塗り終わりました。
今回は、寝室・WIC・和室(北側)に採用しています。

珪藻土の一番の特徴は調湿性能が高い事です。
漆喰に比べても数倍の効果が得られます。

この現場では、珪藻土・漆喰・クロスを用途や性能によって使い分けています。


珪藻土はいつも通りアトピッコハウス社の『はいから小町』。


塗りたてなので、まだ色ムラがありますが乾燥が進むと
ムラも無くなります。


明日から衛生設備や収納棚の取り付けが始まり、来週中末には
クリーニングを行い、残るは外構工事のみです。
LDKと玄関ホールにスイス漆喰『カルクウォール』を塗りました。



前日までに養生と専用シーラー『ミネラル下地』の塗布を終え
当日は、朝一番から塗り作業を開始します。





スイス漆喰とはアルプス山脈から豊富に採れる石灰岩を原料とした漆喰です。
原料となる石灰岩は今から2〜3億年ほど昔、地球上がほとんど海だった頃の
サンゴやアンモナイトなどが推積して形成されたものです。

そこから採れる石灰石は、水や空気を綺麗にする作用があるので
スイス漆喰は化学物質の力を借りずに空気中のCO2を吸収しながら結合し
清潔な空間を造りだします。

さらに、スイス漆喰はPh12以上の強アルカリ性なので、
カビなどの菌類が生息できない環境をつくります。


玄関ホールにエコカラットを貼りました。



エコカラットは性能はもちろんの事、空間のアクセントにもなりますので
とても重宝している建材です。


そのエコカラットには調湿性能・臭い吸着力・VOC(揮発性有機化合物)吸着力の
3つの大きな性質があります。

【調湿性能】
室内の湿度が高くなると湿気を吸収し、湿度が低くなると湿度を放出する
調湿機能を備えています。

湿度を調整する事によってカビやダニの繁殖を抑制する効果があります。

珪藻土に比べ約4〜5倍の吸放湿力があります。

【臭い吸着力】
悪臭の原因物質(メチルメルカプタン・トリメチルアミン・アンモニア・硫化水素)を
吸着し、部屋の空気を爽やかに保ちます。

珪藻土よりも優れた脱臭能力を発揮します。

【VOC吸着力】
建材や家具から揮発するホルムアルデヒドなど、空気中の有害物質VOCを
吸着し低減します。

財団法人日本建築センターより『ホルムアルデヒド低減建材認定』を取得しています。


メリットが多いので、たくさん使用したい気持ちはありますが、
面積あたりの価格は珪藻土よりも高額ですので施工場所を良く検討し、
部分的な施工をお勧めします。

この現場ではトイレの壁にも一部分エコカラットが貼ってあります。



南側の外観。



実は屋根の上に太陽光パネルが乗っています。

日差しを遮る物の無いこの現場は太陽光発電には最高の条件です。

ちなみに、この現場ではリクシルの太陽光発電システムを採用しています。

リクシルやノーリツ等は架台を屋根垂木に留め付ける工法なのですが
シャープやソーラーフロンティア等は野地板垂木+野地板に留めるように
なっています。

架台を留めるビスにはシール処理がされており止水性も高くなっています。

垂木の厚みは90ミリで野地板は12ミリなのですが、
野地板部分に留めてしまうと屋根面に吹いた発泡断熱材に
ビスが届いてしまい、そこが断熱欠損となってしまいます。

架台を何に留めつけるかも、とても大事な事です。



■ソーラーパネル公称最大出力(Pmax) 枚/185W
■年間総発電量予測 4632KW


提供:ビジネスブログのe売るしくみ研究所