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新井です。
先週は冷たい雨と雪に悩まされました。


やっと屋根の断熱施工へと現場が動き出し、ちょっと安心です。
新井建設では硬質ウレタン50mmの外張り断熱を標準仕様としています。

絶対にこれしかやらないというレベルではなく、基本ベース仕様がこれで、
屋根仕上げの材料や内部空間の使い方、外観デザイン、予算、要望など諸々の条件を
考えて変更することがあります。





今回はいつも使っているアキレスボードRZを使用しています。
この材料が標準に決まるまでにも、本当に色々な断熱材を試しましたね。
RZを採用している理由は、断熱性能と遮熱性能と安全性のバランスです。
値段的には安くはありません。

まず、安全性が高い事は重要です。
写真を見ると、足のマークが描いてあるでしょう。
あの面が外側なんですが、ザラザラした仕上がりになっています。
これは大工さんが施工中に滑らないためです。
 
この効果は大きいですよ。施工性に影響しますしね。
更に、私が乗ってもほとんどたわみまない丈夫さもポイント。
大工さんは垂木という巾45mmの木材の上を歩きながら、断熱材を留め付けます。
止めつけた断熱材の上を歩いた時に、フニャフニャしたら怖いですよ。
滑らない、フニャっとしない。
 
それから
遮熱性能も採用のポイントです。
足の絵の所も実はアルミ箔に着色しています。
他の部分は着色していませんので、銀色に見えますね。
以前は全部足絵がプリントされていたのですが、最近入荷したものは銀色です。
ちょっとつまらない気がしています。
 
アルミ箔が外内面に張られているので、太陽光の熱線を反射し、屋根裏への
熱の進入を軽減します。
逆に、屋内の温かさが熱線となって外へ逃げるのを防ぎます。
このことによる冷暖房効率も期待しての採用です。
 
断熱材を連結しながら並べて固定し、気密のために防水テープを張ります。
その上に、通気のための胴縁を施工します。
さらにその上に野地合板を施工し、屋根工事へと進みます。
これが外張り断熱の屋根です。

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